昨今のアーケードゲームは一昔前に比べると簡単にクリアでくるようになった気がします。(もちろん一筋縄ではクリアできない作品もあります。)それではどのように変っていったかを書いていきます。
昔のアーケードゲーム
簡単にクリアできない
この場合のクリアというのは、ゲーム終了後にランキングやスコア表示画面にたどり着くととします。昔のアーケードゲームは100円を入れたところで簡単にクリアさせてくれません。私はレースゲームが好きなのでよくプレイするのですが、初見でクリアできたものはまずありません。(個人の力量によるので初見でクリアできる方もいると思います。)なぜなら、昔のレースゲームは初見でコースを覚えてプレイしながらも、刻々と減る制限時間と戦わなければなりません。大抵の方は初回プレイはまずゲームシステムを覚えることで終わってしまいます。
初見殺し
初見殺しとは初見では絶対に回避できずにゲームオーバーとなってしまうギミックのことです。この例を挙げると電車でGO!シリーズです。今のゲームセンターにある大型筐体の「電車でGO!!」ではなく、CMで「電車で!電車で!電車で!電車で!GO!GO!GO!GO!」と奇怪な曲が流れた方です。(20代以降の方ならピンと来るかもしれません。知らなくて気になる方は是非とも検索してみてください笑。)
電車でGO!シリーズは文字通り電車を運転するゲームなのですが、この中に制限速度というシステムがあります。これは表示された速度以内で走らなければならないというギミック(現実の運行システムにもあります。)なのですが、これがいきなり表示されます。もう少し具体的にいうと、駅間を時速80kmで走行していたとします。順調にいけば次の駅に間にあうぞといった時に、いきなり制限45kmが現れます。そうすると時速45kmまで減速しなければならないのですが大抵間に合いません。そうなると大幅に減点をくらいゲームオーバー一直線です。今までの苦労が水の泡となり、当時小学生であった私は「このゲームはいつになったらノーコンティニューでクリアできるのだろうか」と真剣に考えたものです。
今回は
電車でGO!はあくまで一例ですが、1980年代~2000年代のアーケードゲームはこのように全体的に難易度が高いものでした。この記事では難易度が高いというところばかり強調してしまいましたが、もちろんいいところもありました。次回はそこを紹介していこうと思います。
おまけ
電車でGO!シリーズは馴れるまで大変ですが、やりこみ要素が豊富にあるので是非ともやってみてください。(大半の作品はPS、PS2で出ているのでハードがない方は買ってください笑。)