過去に何度か挙げていますが、今回は電車でGO!2高速編3000番台を紹介していきます。
概要
一時期CMで席巻した鉄道運転ゲーム、電車でGO!シリーズの第二作目のマイナーチェンジ版です。高速編の由来は、今作から特急など駅を通過する列車が使えるということからです。3000番台は、JRでは同じ車両でも線区事情などによって仕様が微妙に違った場合に〇〇番台と区別していて、前述したとおり今作品はマイナーチェンジ版ですので、3000番台と区別がされたわけです。
ゲームシステム
いわゆる"職ゲー"という、実際の職業をゲームで体験できるゲームです。ただ、同じような作品の"Train similator"シリーズと違い、実際の距離や運行システムを再現してはいません。
ゲームとしては、持ち時間制で駅間を決められた時刻までに電車を到着させます。ただ、その間に制限速度という決められた速度で走行しなければならないギミックがあります。さらに駅停車時に決められたポイントに停車できなかったり、到着時刻から遅れたり、制限速度を守らなかったりすると持ち時間を減らされ、持ち時間が0になるとゲームオーバーになります。
尚、このゲームシリーズで厄介なところは、制限速度です。制限速度がでたならば、速やかに減速しなければならないのですが、制限速度がいきなりやってきます。そういった場合、大抵間に合わずに大幅に持ち時間を減らし、ゲームオーバーになります。めちゃくちゃ腹が立ちますが、そういった時でも台パンをするのはやめましょう。友人がそういった行為をチンパンジー並の知能といったので、私はそういった方を見ると台パン+チンパンジーで"台パンジー"と心の中で呼びます。みなさんもそういった行為を見た際に上がってきた留飲を抑えるためにぜひ心の中で言ってみてください。(誤って口に出してトラブルになった場合でも当方は一切の責任を負いません!)
収録路線
秋田新幹線(奥羽本線・田沢湖線)・秋田~盛岡
この区間が遅れると大抵東北新幹線も遅れます。電車でGO!シリーズでは珍しく新幹線車両を運転することができます。新幹線で運転する際はわりとスムーズに行きます。しかし、在来線車両では制限速度が多いのでちょっと難しいかもしれません。
ほくほく線、信越本線、上越線・直江津~六日町
この路線はかつて、在来線最高速の時速160kmで特急が運転されていたことで有名です。本作でもその一端が味わえます。全体的に飛ばします。ただ油断しているとアッという間にゲームオーバーになる区間でもあります。
京浜東北線・横浜~品川、品川~上野。山手線・東京~新宿(外回り)
京浜地帯にお住まいの方にはお馴染みの京浜東北線です。品川~上野間の運転では、デイタイム時の快速運転ができます。この作品ができた当時は、浜松町、神田、御徒町を通過していました。懐かしいです。ちなみに道中で500系新幹線が追い抜いていきます。
(*博多駅で取りました。)
東海道線・大坂~神戸
関東圏の方は、東海道線で連想されるのは、オレンジと緑の"湘南色"と呼ばれる電車だと思いますが、今作品では関西圏の東海道線です。関西の電車といえば、色んな鉄道会社が乱立していて、各社がスピード競争をしています。中でも東海道線の快速電車はなかなかスピードがあり、当作でもスピードを活かした運行ができるようになっています。
個人的難易度
秋田新幹線 ☆☆☆☆
ほくほく線 ☆☆☆☆☆
京浜東北線 ☆☆
東海道線 ☆☆☆
京浜東北線は割りと楽にランクインできます。(自慢)
いいところ
通過システム
今作からは、特急や新幹線を扱えるということで駅を通過できます。各駅でこまめに時間を稼いでいくのもいいですが、やっぱり王道を征く特急ですよね。
駅を通過する列車には定通というシステムがあり、定められた時刻ぴったりに通過すると持ち時間が増えます。また、特急特有のダイナミックな走行で定通を狙うのはなかなかスリリングです。
悪いところ
制限速度
糞がっ!!
処理落ち
このゲームのグラフィックはこの時代にしては、なかなかきれいです。しかし、それで動作が重くなるのか、時々画面遅くうごくようになります。そういう時にブレーキをかけると、効いてるのかどうかわかりづらいので焦ります。
移植
このゲームは
電車でGO!2高速編(PS)
電車でGO!2高速編 3000番台(DC、win)
と移植されています。
尚、高速編と3000番台は異なる収録路線があるのでご注意ください。
設置店舗
この他にも、ゲーセンミカド池袋店(2019年1月18日確認)、バック・トゥ・ザ・アーケード(2019年1月27日確認)にもありました。
締めは
秋葉検定~!!