ナスカーアーケード【ハンドルで筋トレ?】-人生の帆船

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最近小腹がよく空いてついかりんとうを食べてしまう肯定ペンギンです。

今回はセガの隠れた名作レースゲーム・ナスカーアーケードを紹介していきます。

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個人が写っていましたので、雑ではありますが消させていただきました。ナスカーアーケード(セガ)バック・トゥ・ザ・アーケードにて

 概要

ナスカーアーケードとは、2000年に稼働を開始したレースゲームです。名前のナスカーがわからない方も多いと思いますので簡単に説明します。

ナスカーとは?

ナスカーとはアメリカで大人気のストックカーを用いたモータースポーツです。ストックカーは市販車をレース向けに強化したものだと考えれば妥当です。

それがインディカーと同じようなバンクのついたコーナーとオーバルコースがあるサーキットを何十周もするレースです。

ナスカーの見どころとしては、車同士の激しいぶつかり合いです。互いの意地をかけ、激しくぶつかり合い、その結果クラッシュやコースアウトが頻発する非常にスリリングです。

私も一度テレビで見たことがあるのですが、他のモータースポーツでは見られないくらい車同士の接触が多く起こっていました。

そんなナスカーを舞台にしたゲームがナスカーアーケードです。

尚今作では1999年に出場したマシンがすべて使える豪華仕様です(ドライバーの顔写真付きです笑)。

ゲームシステム

このゲームでは40台の車がレースしており、自分の車は最後尾からのスタートです。スタートすると何位まで順位を上げろという指示が来て、その順位に上がると持ち時間が増えていきます。最終的には、持ち時間を保った上で走り切るとクリアになります。(私はクリアしたことすらありません泣)

このゲームのここがいい

リアル志向

本作はナスカーを基にしたゲームですが、同じくナスカーを基にしたデイトナUSAシリーズとは違い、リアル志向です。

このゲームではドラフティング(簡単に言えば、前の車を風よけにして加速していくテクニック)や他車にアタックやオーバーテイクを仕掛けるタイミングを見極める駆け引きが重要になってきたり、実際にナスカーのレースに参加しているようで非常にやりごたえがあります。

また、ライバル車の後部にぶつかりつづけるとライバル車がバランスを失ってクラッシュしていく様もリアルです。また、クラッシュする際に車両全部からフラップが立つのも本家を再現しています。

BGM

このゲームを担当しているのは、瀬上純という方で、この方はソニックシリーズやナイツの音楽を担当されている実績のある方です。

ロック調の音楽が得意な方で、本作でもレース中はもちろん、メニュー画面でも軽快な曲で盛り上げてくれます。(ちなみに私は今作のサントラを持っています。)

このゲームのここがきつい

まるで修行!激重ハンドル

このゲームのハンドルはとても重く、おそらくリアルでもこんな重さなのでしょう。ほんのちょっと曲がるだけでもかなりの力がいります。しかし、ハンドルを使いこなせなければ勝負することはできません。そこで私は全身を使いハンドルを切っていきました。しかし、クリアすることはできませんでした泣。

かなり判定が厳しい!ドラフティング 

ゲームシステムのところでこのゲームはドラフティングを使うといましたが、その判定がかなり前の車に近づかないと入ってくれません。しかも、ドラフティングしてからの加速は結構時間がかかりますし、前の車を抜いてからすぐにドラフティングに入らないとせっかくのスピードも落ちてしまいます。なかなかシビアです。

移植

2019年3月現在このゲームは移植されていません。

設置店舗

バックトゥザアーケード@4周年(BTTA) (@B_T_T_ARCADE) | Twitter

 

総評

このゲームはかなり難しいです。たぶん、今ある湾岸や頭文字、SWDCに慣れていると操作感覚をつかむのに時間がかかります。しかし、それをありあまって迫力のあるナスカーを体験できるという点で、迫力のあるレースゲームをしたい方に私は本作をお勧めしたいです。