JAPAN SWIM 20191日目の結果を振り返っていきます。
男子400m自由形 決勝
最初の決勝種目です。予選では例年に比べ決勝ラインが下がっていたので各選手の奮起を期待します。
まず最初に飛び出したのが江原騎士(自衛隊)です。持ち味の前半から積極的に行くレース展開を見せました。200mまでは日本記録を超えるペースだったのですが、ターン後から疲れが見え始め徐々にラップを落としました。
そこで追いついたのが吉田啓祐(日本大学)です。最初からしっかりと江原をマークし、ラスト50mで一気に逆転し、初優勝を飾りました。
吉田のラスト100mのラップは55秒9という驚異的なものでした。今後が楽しみな選手です。
女子100mバタフライ 決勝
1組目では相馬あい(中京大学)が27.04という積極的なタイムで入り、58秒60でフィニッシュしました。
2組目には、牧野紘子(東京ドーム)、長谷川涼香(東京ドーム)といったところが順当に勝ち上がってきました。
男子50mバタフライ 決勝
いやぁ、やってくれました!
予選では3番通過だったこの種目の日本記録保持者の井田憲吾(自衛隊)が好スタートを切り、そのままの勢いで優勝&日本新記録がでました。2、3位の川本武史(TOYOTA)や水沼尚輝(新潟医療福祉大学職員)も前日本記録とおなじようなタイムで泳いでいるので100mに期待がもてます。
女子400m自由形 決勝
この種目で6連覇を果たしている五十嵐千尋(T&Gニーズ)と高校記録保持者小堀倭加(セントラル戸塚)、今年に入って調子のいい難波実夢(MGニッシン)の誰が勝つのか?
最初に飛び出したのは、五十嵐です。前半から積極的に攻め、後半も粘るのが彼女の持ち味です。しかし、それにくらいつく難波がいます。200mのターン後一気に難波が五十嵐を追いぬいていき、そのままフィニッシュしました。
高校生ながらあっぱれなレースでした。
男子100平泳ぎ 準決勝
1組目には小関也朱篤(ミキハウス)がトップ通過でした。その後をついていった日本雄也(アクア)が1分切りの59秒91のタイムで2位につきました。テレビ越しでもわかるくらいうれしそうでした。こういうのを見ると水泳っていいなと思います笑。
2組では、予選で自己ベストを出した渡辺一平(TOYOTA)が泳ぎました。予選と比べるとペースが遅いのでどうしたのか思いきや、200mを意識して泳いだというのだからさすがです。明日は100mの泳ぎになるのでしょうか?
女子200m個人メドレー 準決勝
1組目では、大橋悠衣(イトマン東進)が余裕をもってトップ通過!
2組目は、寺村美穂(セントラルスポーツ)、大本里佳(イトマン)、今井月(コカ・コーラ)がお互いを意識しながら、並んでゴール。決勝では誰が飛び出してくるのか期待しましょう。