肯定ペンギンです。
今年の冬は暖かいと思ったら急に寒くなったりして非常に寒暖差が激しいです。
上着の量で温度差を調整しながら体調を崩さないようにしていきましょう。
今回は先日行った横浜観光の様子を綴っていきます。なお、スポット数が少ないのは、私が寝坊したせいです笑。
これは道中で撮った横浜ランドマークタワーです。
日本郵船歴史博物館
こちらは日本郵船歴史博物館です。ここには日本郵船の歴史を基軸に日本の海運の歴史を紹介しています。
ここは1階が博物館でそれより上は日本郵船の横浜支社になっています。
この建物は1936年から日本郵船横浜支社として使われていて2003年より博物館として使われています。竣工当時の雰囲気を出す為に照明や天井を変えました。
ここには客船の全盛期を伝える資料がたくさん展示してあります。当時の時刻表や運賃表又はパンフレットなどもあり、船が好きな人は長時間いても飽きないです。
またいくつか客船の模型があって、数年前にアメリカから返還された氷川丸の模型は中々精密に作られています。
また資料コーナーもあり、気になったところが有ればそこで調べることもできます。
海運にまつわる歴史を紹介しているので、船が好きな人だけでなく、近代史が好きな人にもオススメです。
個人的見所
- 客船の模型
- 当時を伝える時刻表などの資料
アクセス
みなとみらい線馬車道駅より徒歩3分
赤レンガ倉庫の方面です。
また周辺には赤レンガ倉庫やワールドポーターズに以前紹介したコスモワールド(珍しいゲームがあることで有名)があるので観光にはもってこいの場所です。
横浜市電保存館
こちらは横浜市電保存館です。
こちらではかつて横浜市街を駆け巡っていた横浜市電の車両が展示されています。
屋内ということで状態はかなりいいです。
またほとんどの車両が中に入ることができます。しかも車内の広告は当時のものを再現しているので、椅子に座って在りし日の横浜を思い浮かべるのも楽しいので是非おすすめします。
当館では、市電だけでなく横浜の歴史についても紹介しています。横浜は多くの変化を遂げた町でその変遷には思わず感嘆します。
最後はスナックの自販機です。
2年前に訪れた時にはあったのですが、今回の訪問時には無くなっていました。残念です。
アクセス
横浜市営バス「市電保存館」「滝頭」のバス停が最寄です。
根岸駅からは徒歩15分ほどで着きます。
旧根岸競馬場一等スタンド
根岸森林公園の一角には不思議な建物があります。周りを有刺鉄線とバリケードで囲まれていて、建物は蔦で覆われていて今にも崩壊しそうです。
それが旧根岸競馬場一等スタンドです。
実はこの場所は日本競馬発祥の地なのです。
この場所はかつて根岸競馬場と呼ばれ多くのレースが開催されました。今でこそ競馬場は全国各地にあり割と身近な物ではありますが、この建物が建てられた当時は競馬は社会的地位の高い者でしか見ることができませんでした。
その事を示すようにこの一等スタンド内には貴賓室やレストランなどがあり、上流階級の社交場としても使われたそうです。
ここで根岸競馬場の歴史を簡単に振り返っていきます。
歴史
- 1866年競馬場開場
- 1929年現在も残る一等スタンドと二等スタンド、パドック(共に現在は撤去)を開設
- 1942年第二次世界大戦の激化により休止、その後は軍の施設となる
- 終戦後アメリカ海軍に接収される
- 1981年に一等スタンド、二等スタンド、パドックの接収解除
- 1991年正式に廃止
- 2009年近代化産業遺産に認定
- 現在に至る
中に入って見学は?
残念ながら中に入っての見学はできません。というのもアメリカ海軍の施設が隣接しており、軍事情報漏洩防止のためです。
また前述の理由のため、スタンド跡を正面から見ることもできません。
歴史的構造物なのに見学できないのは惜しいですね。
アメリカから返還されていない改修もされていないのでいつまでこの状態でいるかもわかりません。早いところ改修してもらって永く残るようにして欲しいです。その反面今のボロさも気に入っているのでそれが失われるのも惜しい気がして複雑です。
ただ周辺に現役時代の写真等も展示されており、現役時代の事を思い浮かべながらこの場所を見るのも中々楽しいので是非色んな方に訪れて欲しい場所です。
個人的見所
- 蔦に覆われた建物
- 有刺鉄線が上部にあるバリケード
- もはや窓ガラスすら撤去され、木版を嵌めたがその木版すら崩落した窓枠
- 3基あるエレベーター塔
アクセス
桜木町・根岸駅より市バス21系統「旭台」下車徒歩5分。
山手駅より徒歩で行けないこともないですが、道が複雑なのであまりお勧めはしません。徒歩20分。