初代スリルドライブ騒動から見るアーケードゲームの保存性-人生の帆船

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今から2週間ほど前、私のつぶやきが一部の人のタイムライン上を騒がせました。

 このツイートですね。内容はスリルドライブの初代がどこかにないかというつぶやきで、その時に数か月前に発見したというリプライがきました。そのやり取りに反応した一部のユーザーの方々の間でにわかに盛り上がりを見せました。今回はなぜそのようなことが起こったのかを考えたいきたいです。

 

アーケードゲームの特性

まずはそのようなことが起こった理由として考えたいのが、アーケードゲームの以下の特性です。

  1. 個人で所有することが難しい
  2. 入れ替わりが激しい

個人で所有することが難しい

アーケードゲームは高い

アーケードゲームはゲーム基板、モニター、コントローラーがセットになった筐体でやるものです。その筐体は中古でも最低10万円近くします。10万円というと、日本人の平均からするとポンっと出せる値段ではないはずです。(そう考えると、個人で筐体を十数機持っているBTTAのオーナーは、相当頑張ったことが窺えます。だからみんなもBTTAに行ってお金を落とそう(提案))そう考えると個人で入手は不可能だと思われます。

基板もあるけど....

アーケードゲームのもうひとつの入手方法としては基板を買うということもあります。ただ、欲しいゲームの基板が必ずあると保証されているわけでもなく、かつ市場規模が小さく流動性もないので、手に入れることは難しいです。また、手に入れたとしても基板からプレイできるようにするには、ある程度の技術と知識を必要とするのでやはりハードルは高いです。さらに、スペースや維持費用の問題も出てきます。

このようにアーケードゲームの筐体を個人で所有するのは非常に難しいと言えます。

入れ替わりが激しい

アーケードゲームは家庭用のゲームと比べ、入れ替わりが激しいです。家庭用のゲームはアーケードゲームの比じゃない本数が年間でリリースされていますが、一度リリースされてしまえば、新品だろうと中古だろうと手に入れることができます。

しかし、アーケードゲームはゲームセンター内の限られた場所にしか置けないため、新作がリリースされる毎に旧作は入れ替わりに駆逐されてしまいます。しかも、一度消えてしまえば戻ってくることはなかなかありません。そうなってくると、その旧作自体の数が減っていき、それと反比例して希少性が高まってくるわけです。

結論

以上のことを踏まえた上でスリルドライブ初代の話に戻ります。スリルドライブ初代がリリースされたのは1998年です。そのころコナミのアーケードゲームはほとんど絶滅してしまったので、近年までスリルドライブ初代が残っていたのは奇跡でしょう。そうなるとファンの間で希少性は高まり、筐体を求めて今回のようなことが起こりました。スリルドライブ初代は一部の人を除き、筐体でしかできないのですから!

今回ブログを書いていて思ったことは、「今あるアーケードゲームもいつかは消えてしまう運命にあるのだから、気になったら即プレイしよう」。ふとそんなこと思いました。そこで今日の一言!

盛者必衰!いつまであると思うなその筐体

ちなみに私はセガの『免許の鉄人』という本格的なドライビングシミュレータのゲームが日本から無くなってしまったのがもの凄く残念でした。